あひるなんちゃら次回公演
日程:
  2020/02/13〜19
会場:
  下北沢 OFF・OFFシアター
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ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルメガトン電流爆破デスマッチ
昨日は、ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルメガトン電流爆破デスマッチ、という異常に長いタイトルの試合を観に行きました。タイトルでお察しでしょうが、プロレスです。戦ったのは、第64代横綱の曙さんと、一世を風靡したことがあるあの涙のカリスマ・大仁田厚です。プロレスに興味がない人でも名前くらいは知ってるこの2人が戦ったわけです。

その裏では、北斗晶がマラソンしてたり、プロレス的にはもっと重要なベルトを賭けた試合なんかもあったんですが、私は、このバカみたいなタイトルの試合を観に行くことを選びました。だって、面白そうだったんだもん。それに、一度くらいは大仁田の電流爆破を生で見ておきたかったんだもん。

さて、今回の、大仁田選手が全部自分で勝手に決めた試合形式、ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルメガトン電流爆破デスマッチ、というのは、どういった試合なのかといいますと。まずノーロープ、通常はリングを囲っているロープがなくて、そのかわりに有刺鉄線で囲ってあります。しかし、有刺鉄線で四方を囲ってしまうと、選手が入ったり出たりできないので、一方向だけは何もありません。いやいや選手が入場してからそこも囲えばいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、そしたら今度は自由に出れないから困るわけです、場外乱闘もしたいから。なので一方向はあけてあります。ただ、そこからリングの下に落ちるとそこには、板に有刺鉄線を貼ったものが置いてあります(たぶんこれがバリケードマット)、そんな地獄のようなリング(たぶんこれがダブルヘル)で、なおかつ、有刺鉄線に触れると電流が流れて爆発します(電流爆破)、今回は相手が曙という巨大な選手なので火薬の量を通常の2〜3倍にしたそうです(メガトン、たぶん誇張してる)、そんな試合です。ただ通常の2〜3倍の火薬と言われても通常の量を決めたのもきっと大仁田選手なので、具体的なことはわかりません。

そんなモヤモヤするような形式の試合なんですけども、それが大仁田厚の世界であり、それを体験したくて観に行ったのだから、いいのです。

この日の大会は、全部で8試合あったんですが、前半と後半の間に休憩がありまして、その休憩が第7試合の後で、後半は1試合だけという偏った編成になっておりました。まあ、普通のリングを電流爆破のリングに改造しなきゃいけないので、そこで休憩にして作業するのは、当然と言えば当然ですが。

いよいよリングが完成して、その試合に至るまでの流れをVTRで振り返ります。なんでこんな試合をすることになったのか、その際の大仁田選手の名セリフの数々(それの言い方が、そこらへんの役者より上手くてひきこまれる)、怒った曙の怖さ(洋画にでてくる悪い奴の用心棒とかにしか見えない)、それらに刺激され徐々に興奮してきました。そして、いよいよ選手入場。「うおおおおおおお」そんな風に叫んでました、や、選手じゃなくて、私が、興奮しすぎて。

両選手がリングインし、もう一度、ルールが説明されます。「この試合は、レフェリーが特に危険と認めるもの(おそらく、刀とか拳銃とか確実に死者がでるような武器を使うこと)以外の、全ての反則が、、、認められます!」と、もう爆発とかするんだから、そんなこと当たり前だし、すでに大仁田は椅子を持って入場してきてたんだけど、正式にそう発表されると、何かヤバイことが起こるんじゃないか、というような興奮が体中を駆け巡りました。

そして、ゴング。曙が大仁田を押します。いきなり爆発する有刺鉄線に当たりそうになるけど、ギリギリで止まる。おおおおお、とどよめきが起こります。また押す曙、ギリギリで止まる大仁田。そんなことが何回か繰り返された後、曙がちょっと本気で大仁田を押しました。有刺鉄線に当たる大仁田。パン!パパパパパン!と爆発。火薬の匂いが、私の座っている3階席まで届きました、それくらいの爆発でした。私は、それら全体の感想として「わー!」という言葉しか出てきませんでした。その時、私の中にあったのは、感動と笑いと恐怖が一緒にやってきたようななんとも言えない感情でした。

その後、曙は大仁田を持ち上げて、例の、バリケードマットに落としました。あ、また爆発だ、と思ったけど、爆発しませんでした。そこは爆発しないんだ。そして、曙もリングから降りて場外乱闘になりました。場外乱闘は大仁田の得意分野ですから、うまいことを曙を先ほどのバリケードマットにぶつけました。すると、なぜか今度は爆発しました。爆発しないところだと思ってたので、凄いびっくりして、また「わー!」って言いました。

それからも、いろんなところで爆発して(計5回)、私は何度も「わー!」って言って、最終的には曙が勝ちました。当然の結果です。どう考えても曙のほうが強いから。雲竜型で勝ち誇る曙。そこに、這って近付いて行く大仁田。握手でもするのかと思ったら、大仁田は、突然、火を吹きました。火は、曙の顔面を正確にとらえました。最高でした。私は大仁田と曙だったら、断然曙のほうが好きですけど「うおおおお!大仁田最高!」と叫んでいました。

そのあとは、恒例の大仁田のマイクパフォーマンス、正確ではありませんが「曙よお、プロレスにはなあ、いろいろあるんじゃあ!ワンツースリーの後からの戦いもあるんじゃー!」というようなことを仰ってまして、本当にそのとおりだなと思いました。

いや、本当、こうやって冷静に振り返ってみると、いろいろおかしいところも、あるんですけども、そんなことどうでもよくて、なんていうか、終わった時には、ものすごい爽快感でした。観に行って本当によかった。また、電流爆破があったら観に行くと思います。まあ、次の機会はさすがにもう無いんじゃないかなあと思いますが。だって、大仁田、もう55歳だよ?っていうか、55歳で曙と戦って爆発する、ってやっぱ、普通じゃないし、超人だよなあ。

posted by: 関村俊介 | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | 雑記・日記









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