あひるなんちゃら次回公演

日程:
  2019/09/12〜16
会場:
  下北沢 駅前劇場
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2018年7月福岡の話の続き2
この間のブログの続きです。

7月7日。本番2日目。前日、わりと夜遅くまで飲んでたのに、かなり朝早く目が覚めてしまいました。東京から連れて行った堀や鈴木を起こすのもどうかと思ったので、一人で朝食を食べに行くことにしました。ラーメンが食べたいけど、なんとなくKITTEに行ってみることにしました、行ったことないし、もしかしたらラーメンもあるかもしれないし。

KITTEに到着してみると、ラーメンもちゃんぽんも餃子もあったんですけども、さすがに朝からは営業しておらず、丸ノ内のOLが食べるような(偏見)朝食しか見当たりませんでした。具体的に書くと、クロワッサン、中華粥、などです。迷った挙句、クロワッサンとオレンジジュース、という、ほぼ食べた気がしない朝食となってしまいました。美味かったけど。

ホテルに戻って少しぼんやりしてから、堀と鈴木と合流して公演会場へ。

会場に到着してから、まずは、奇跡的にパソコンが生き返ってるんじゃないか、と祈るような気持ちでパソコンの電源をON。昨日と同じで、うんともすんとも言わず、ああこれは完全に壊れているんだな、とブルーな気持ちになりました。

ああ、書き忘れていたけど、パソコンが壊れるくらいの雨だったので、東京から履いてきた靴も、とんでもない状態になっていました。昨日のうちに安いサンダルを購入して、それを履いて生きていたため、靴を会場に置きっぱなしにしてしまっていたのです。書き忘れていたくらいなので、その時の私もすっかり靴のことを忘却していて、「そうだそうだ、乾かさなきゃ」と思い出したこの時点ですでに靴からはとんでもない異臭が発生しており、ダークブルーな気持ちになりました。「さすがに、この靴のことは忘れないと本番に悪影響があるな。」と思ったので、もう一度忘れることにしました。もちろんあとで後悔することになるのですが、それはまあいいや。

しばらくすると関係者が徐々に集まってきました。この日だけ出演する人がいたので、その人も交えていろいろ打ち合わせをします。その人は、仁くんと言って、まあ私の大学の演劇部の先輩なんだけど、あんまり先輩扱いしてないっていうか、友達っていうか、ソウルメイトっていうかで。昔、福岡で私がやっていた劇団の副主宰だったので、私のほうが後輩なんだけど私のほうが偉いことになってるみたいな、そんな感じでして。仁くんは、とっくに芝居を辞めていて、今は、遠い街で真面目に働きながら(たぶん)、結婚もしてて(たぶん)、今回はそのお嫁さん(たぶん)と一緒に福岡まで旅行がてらやってきて、1日だけ出演してくれることになっていたのです。

そういえば、全然説明してなかったけど、今回の公演は、最初の30分は私が昔福岡でやっていた、即興でなんか面白げなことをやる、っていう内容で、その後に50分の芝居を東京から連れて行った堀と鈴木がやる、という構成になってました。なので、前半は1日だけ出るみたいな人がいても全然問題なかったのです。

仁くんは「俺、16年ぶりだぜ?」とか言ってたわりに、前半に出る人の他の誰よりもきっちり準備をしてきていました。さすがソウルメイトです。まず、ちゃんと衣装を用意していました。そして、それ家で練習しただろ?、というクオリティのモノマネまで持ってきていました。打ち合わせで見せてもらって普通に面白かったんですけど、それよりも「芝居関係のことを16年間まったくやってない人が、普段からこんなバカなことを考えてるんだ。」ということにある種の感動をおぼえました。

そして公演。初日もそうだったのですが、谷くんという出演者がキレッキレでした。

谷くんは、大学の演劇部の後輩なんですが、今は仁くん同様、真面目に働いていて、かなりお堅いお仕事をしています。今回の公演をするにあたり「7月に公演をやるので、出てね、よろしく。」くらいの連絡をしたらやってくれそうだったので、安心しきっていたら、それ以上の情報が何も谷くんに伝わっておらず、公演2週間前くらいに「いったい何をやるんでしょうか?正直不安です。」といった、問い合わせが私のほうにきました。あわてて電話して「ごめんごめん。とりあえず昔やってたようなことをやるんだけど。本番は、7月6日、7日、8日で、6日の金曜は仕事があれだったら無理しなくていいよ。」みたいなことを言ったら「金曜はすでに有給を申請してあります。」と言ってきた、という、もう少し私が綺麗な人間だったら感動して泣いてしまっていたかもしれない、素敵な野郎なのです。でも、仕事のほうは休んで大丈夫だったのでしょうか。というか、教えてないのに同僚が何故か本番を見に来てたらしいけど、その後、職場でいじめられたりしてないでしょうか、心配です。

そんな谷くんと仁くんという、二人の演劇を今やってない人たちが、こういう感じで、本心はわからないけど、なんか楽しそうにやってくれているのを見て、ああこの公演を企画してよかったなあ、と心の底から思ったのです。また、そのうち、やりたいなあ。それまでは、俺は俺でこのままちゃんと芝居をしていよう。

この日は2ステージ。この時点で、関係者はゲネを合わせて、堀と鈴木の二人芝居を4回見たことになるのですが、すでに、今日の堀はここがいつもとちょっと違ってかわいかった、などのことを言い出していて、確実に2人のことを福岡のみんなも気に入ってくれている感触を得ました。私や仲間たちがどんなに場を荒らしても、堀と鈴木はちゃんと芝居をやってくれていたのです。先ほど「俺は俺でこのままちゃんと芝居をしていよう」などと書いてしまいましたが、この2人がちゃんと芝居をしてくれてただけで、俺はちゃんと芝居をしていなかったわ、この公演に関しては。

あ、この日の打ち上げのことをちょっと書きたかったんだけど、すでにだいぶ長くなってしまったので、その話は、また今度。

続く。

posted by: 関村俊介 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | 雑記・日記









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