あひるなんちゃら次回公演

日程:
  2019/09/12〜16
会場:
  下北沢 駅前劇場
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四十九日
3月末に亡くなった伯父の四十九日法要でした。お経を聞いて、お骨をお墓にインして、みんなでご飯を食べるイベントですね(私がそう思ってるってだけなので、正しいかはわかりません)。今調べたら、イベント内容はさておき、あの世の裁判所で極楽に行けるかどうかの判決をくだされるという大事な日らしいですね、四十九日。判決はどうだったんですかねえ。

かつて私の母や亡くなった伯父の実家があった場所の近くのお寺、もう子供の頃から何度も法事やお墓参りで行っているそこは、東京生まれ東京育ちの私からしても「東京っぽいわー。」と思うような雰囲気で、とても落ち着きます。この場合の東京っぽさとは、渋谷とか新宿とか、あるいは浅草とか、そういうっぽさではなくて、なんか逆に田舎っぽい感じのそれです。

電車と地下鉄を乗り継いで、駅から歩いてその寺に到着すると、親戚ではないけど明らかにこのイベントに集まったであろう方、要するに黒いファッションの人がいました。誰なのかはわからないし、もしかしたら関係ない人かもしれないので、とりあえず、会釈だけして、まるで我が家に帰ったきたかような気軽さで私は寺に入って行きました。すると、私の10メートルほど後方を歩いていた母が、その人たちに挨拶していたので、やっぱり関係ある人だったのかと思っていると、その知らない人が「ああ、あれ、しゅんちゃんか。」と言っているのが聞こえてきました。しゅんちゃんとは、確実に、私のことです。

私のことを知っている、いうことは、どういった人たちなのか、わかりました。祖父の会社にいた人たちです。

祖父は製本工場をやっていました、祖父が亡くなった後は、伯父が継いで、まあ現在は無い会社なんですけども。その工場では私の母も働いていたし、工場の上に住んでる親戚もいたし、祖父の部屋もありました(社長室ではなく、こたつとテレビがあるくつろぎ部屋)。そんなわけで、私は保育園に入る前から、よく連れていかれてたのでしょう。保育園以降も、保育園や小学校が休みの時、でも会社は稼働している時、たとえば都民の日なんかにも行っていたような記憶があります。なので、会社の人たちには、子供たちはだいたいみんな知られているわけです。でも、こっちはよく知らない。というか、覚えていないのです。いまはもう大人なので、子供の頃を知られているのは、なんだかちょっと恥ずかしいし、何を喋ったらいいのかわからないので、とりあえず、私は親戚の近くに座ってお茶を飲みながら法要が始まるのを待つことにしました。

「このあと、寿司屋行くんだよね。」「でもチェーン店らしいよ。」「そうは言ってもまあまあいい値段らしいから美味しいんじゃない?」みたいな会話をしていた子供たち(私や従兄弟たちのこと。みんなだいぶいい年の大人だけど「子供たち」と呼ばれる特殊空間です。)に「でも、今日のコースでは寿司は出ないらしい。」という情報がもたらされました。よく考えたら、寿、という字が入ってる食べ物がこういう時に出るわけないもんね。と、大人なので、納得したのですが、でもやっぱり寿司食べたいよね、単品で注文しちゃえばいいよ、どうせ金を払うのは大人たち(私の親やおじさんおばさんたちのこと。老人たちが働き盛りたちにご飯を奢る特殊空間です。)だし。と、大決定したところで、法要が始まりました。

そういえばいつの間にか、お坊さんが若い人になってるなあ、と思ったら、本堂の端に、見慣れたお坊さんの遺影が飾ってありました。そりゃお坊さんだって死ぬことあるんだよな、と当たり前なことに感心してしまいました。それ以外にも、やっぱり人が違うとお経の感じも違うんだなあ、とか、この人はあの道具を使わないんだなあ、とか、いろいろ発見があって、全く退屈することなく、終了。

そして、いよいよ寿司屋。いかにも法事っていう感じの料理を食べました、美味しかったです。私は、この食事の間に、勝手に注文した芋焼酎の小さなボトル(たぶん300mlくらい)を、なかなかのスピードで飲み切ってしまっていました。しかも、帰る直前に、今日初対面だった小さな子供たち(従兄の子供、3人とも凄いかわいい)と遊んでしまうという運動をしたので、ベロベロではないけど、かなりいい気分(腹も減ってないのにコンビニで食べ物を購入する程度)になって、帰宅、さすがに、すぐに眠ってしまいました。

で、さっき起きまして。なんか夕食を、と思い、近所でパックの寿司を買ってくると、母親に「そんなに食べたかったなら、昼に注文して食べればよかったのに。」と言われました。「本当にそうだな、酒さえ飲み過ぎなければ、そうできてたんだよな。母はそういうことを言っているのだろうな。」と思った母の日でした。

パックの寿司はまあまあ美味しかったです。

posted by: 関村俊介 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) | 雑記・日記









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